学芸員になるには
しごとガイド
学芸員とは、博物館や美術館などで、資料の収集、保管、展示および調査研究などを行う専門職員のことを言います。
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学芸員は、どのような資料を収集するのですか?
しごとガイド
学芸員は、実物、標本、模写、模型、文献、図表、写真、映像など、様々な資料を収集します。
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学芸員は、収集した資料をどのように整理・保存するのですか?
学芸員とは。
1. 学芸員とは、博物館や美術館で資料を収集・保管し、展示・調査・研究を行う専門家です。
2. 学芸員補は、学芸員を補助する専門家で、大学入学資格があれば学芸員補となることができます。
3. 学芸員の主な業務は、資料の収集・整理・保存・展示・調査・研究です。
4. 資料には、実物、標本、模写、模型、文献、図表、写真、映像などがあります。
5. 学芸員は、資料について専門的な調査・研究を行い、解説書や目録を作成して展示します。
6. 学芸員は、文化財の発掘・調査・研究、動植物の収集など、野外で調査・研究活動を行うこともあります。
7. 学芸員は、調査・分析を通じて発見した新事実などを学会・学術雑誌・出版物などで発表します。
学芸員へのキャリアパスは、
学芸員のキャリアパスは、学芸員になるための資格が必要です。 学芸員としての資格は、博物館法によって定められており、試験による認定と無試験認定があります。 資格取得に際して年齢の制限はありませんが、実際の任用にあたっては、それぞれの自治体や博物館によって、採用の方法が異なります。 一定の条件を満たす者には、試験科目の免除制度があります。 学芸員資格取得者と実際の採用者の数は、現在のところ毎年増加はしていますが、大きな開きがあると言われています。
この職業においては、自分の専門領域について常に研究し、高度な知識を身につけるだけの研究能力が必要です。 さらに、自分の専門領域を一般市民や学生へわかりやすく説明するための表現能力も求められます。
学芸員と学芸員補の違い
学芸員と学芸員補の違い
学芸員と学芸員補は、どちらも博物館や美術館などの文化施設で働くことができますが、その役割や責任は異なります。
学芸員は、博物館や美術館の収蔵品を管理し、展示や教育プログラムを企画・実施する専門職です。また、収蔵品の研究や調査を行い、学術論文を執筆するなどの研究活動も行います。学芸員になるためには、大学で学芸員養成課程を修了し、学芸員資格を取得する必要があります。
学芸員補は、学芸員を補助する役割を担う職員です。学芸員補の仕事内容は、収蔵品の管理や展示物の陳列、教育プログラムの実施など、学芸員が担当する業務をサポートすることです。学芸員補になるために必要な資格はありませんが、学芸員養成課程を修了しているなど、学芸員の知識とスキルの基礎を身につけていることが求められます。
学芸員と学芸員補は、どちらも博物館や美術館にとって重要な役割を担っています。学芸員は、収蔵品を管理し、展示や教育プログラムを企画・実施することで、来館者が文化や歴史について学ぶ機会を提供しています。学芸員補は、学芸員を補助することで、学芸員の仕事を円滑に進める役割を果たしています。
学芸員の仕事内容
-学芸員の仕事内容-
学芸員とは、博物館、美術館、資料館などの文化施設で、収蔵品の収集、調査、展示、保管、教育普及活動に従事する専門職です。学芸員の仕事内容は、施設によって異なりますが、一般的には以下のような業務を行います。
* -収蔵品の収集-
収蔵品の収集は、学芸員の重要な仕事の一つです。学芸員は、寄贈、購入、交換などによって、収蔵品を増やしていきます。収蔵品は、展示品として公開されたり、研究や教育に使用されたりします。
* -収蔵品の調査-
収蔵品を収集したら、その調査を行います。調査内容は、収蔵品の来歴、年代、作者、制作技法などさまざまです。調査結果は、収蔵品の展示や教育普及活動に活かされます。
* -収蔵品の展示-
収蔵品を調査したら、展示を行います。展示方法は、収蔵品の性質やテーマによって異なります。企画展や特別展など、さまざまな展示方法があります。
* -収蔵品の保管-
収蔵品は、大切に保管する必要があります。学芸員は、収蔵品を適切な環境で保管し、劣化を防ぐための処置を講じます。
* -教育普及活動-
学芸員は、教育普及活動にも従事しています。学芸員は、講演会、ワークショップ、ギャラリートークなどを通じて、収蔵品や文化遺産について一般の人々に情報を発信しています。
学芸員の仕事は、文化遺産を保護し、人々に文化遺産の価値を伝える大切な仕事です。学芸員になるには、歴史、美術、考古学などの専門知識と、コミュニケーション能力が必要です。また、収蔵品を適切に管理できる能力も求められます。
学芸員になるための資格と教育
学芸員になるための資格と教育
学芸員になるためには、学芸員資格が必要です。学芸員資格は、主に大学での教育課程を修了することで取得することができます。学芸員資格を取得するには、以下のような条件を満たす必要があります。
・大学または大学院で、学芸員課程を修了していること
・学芸員としての職務に必要な知識と技能を有していること
・学芸員としての職務に適性があること
学芸員課程では、学芸員としての基礎知識や技能を学ぶことができます。学芸員課程の内容は、大学によって異なりますが、一般的には以下のような内容が含まれています。
・博物館学
・美術館学
・考古学
・歴史学
・美術史
・人類学
・自然史
・教育学
・コミュニケーション
学芸員課程を修了した後、学芸員資格を取得するためには、学芸員試験に合格する必要があります。学芸員試験は、年に1回、文部科学省が実施しています。学芸員試験の内容は、学芸員課程で学んだ内容が中心となっています。
学芸員資格を取得すると、学芸員として博物館や美術館、動物園、水族館などで働くことができます。学芸員は、収蔵品を管理したり、展示会を企画したり、教育プログラムを実施したりなどの仕事を行います。